11月18日に前夜祭
新保津橋の竣工祝う
[保津地区・西口純生情報員]
 新しい保津橋が完成し、左岸築堤が下浜まで連結され、水害に悩まされてきた保津町は一応の安心を見ることができました。
 保津町自治会は山陰線を1日も早く越えて、取り付け場所に接続することを最優先課題として取り組んでいます。車の離合に神経を使ってきたことも、新しい橋の供用が開始されれば解消されます。
 地元保津橋竣工記念事業実行委員会は、築堤の連結と昭和14年に完成し、今日まで62年間にわたって私たちの足となってくれた橋に感謝の意を表し、先線の早期完成を祈願するためにイベントを行います。
 11月18日、前夜祭として四百年の伝統を誇る祭りの行列で、感謝の気持ちを表現することになりました。保津の火祭り独特の高張り提灯の大行列は、幽玄の世界をかもし出すと言われ、感謝を表現するのにこれ以上の演出は他に例を見ないでしょう。
 また、河川敷広場で大きな火を焚いて、その火を3回まわる勇壮な火祭りには、大人の太鼓みこしも復活させます。剣鉾も本来の姿に長くして、橋の上では一斉に鳴らし、50年ぶりに8基の花笠も復活させます。高張り提灯も、倍増の130基余りを並べて祭りを盛り上げます。
 午後7時の花火を合図に、行列は保津八幡宮を出発し新保津橋、旧保津橋を回って河川敷広場で火をまわります。クライマックスが午後8時半頃の予定で、色々イベントを企画していますので、ぜひ来てください。