8月9日に稽古上げ
佐伯灯籠人形浄瑠璃
8月9日に行われた人形浄瑠璃稽古上げ
[ひえ田野地区・稲荷豊情報員]
 平成15年度小中学生児童保存会共演による、佐伯灯籠人形浄瑠璃の稽古上げが8月9日午後5時から、ひえ田野町資料館で行われました。

 「太閤記人形上演」や「酒屋の段」を、小学生3人と中学生3人の6人により、6月から毎週土曜日に稽古を行い、無事打ち上げとなりました。

 一方で、後継者不足に悩み小学生に教えるものの、祭り以外は「浄瑠璃は難しい」とのこと。中学生になればクラブ等で稽古ができないのも、大きな課題となっています。

 また、同日午後7時からは技芸員(大人)12人の稽古上げが、同資料館で行われました。

 「先代萩」をはじめ「阿波鳴門」「菅原伝授寺子屋」等の稽古を6月から毎週行っており、職業はサラリーマンや自営業等で、役割や稽古が難しいとのことで、児童とはまた別の課題があるようです。