人形浄瑠璃稽古上げ
佐伯灯籠
佐伯灯籠人形浄瑠璃の稽古に励む小学生
[ひえ田野地区・稲荷豊情報員]
 平成14年度ひえ田野小学校児童保存会共演による、佐伯灯籠人形浄瑠璃の小学生による稽古上げが8月10日、ひえ田野町の資料館で行われました。「絵本太功記尼ケ崎之段」を、小学校4年生と6年生の8人により6月より稽古を始め、無事打ち上げとなりました。
 一方で、後継者不足に悩み数年前から小学生に教えるものの、祭り以外は「浄瑠璃は難しい」とのこと。また、中学生になればクラブ等で稽古ができないのも、大きな課題となっています。
 また、翌日11日には技芸員(大人)10人の稽古上げが、同資料館で行われました。太閤記をはじめ阿波鳴門等七番の稽古を6月より毎週行われており、職業はサラリーマンや自営業等で役割や稽古が難しいとのことで、小学校児童とはまた別の課題があるように痛感しました。