山田地区遺跡で出土した茄子型木製品

 弥生前の木製品出土
保津町山田地区遺跡
[保津地区・酒井宏允情報員]
  京都府埋蔵文化財調査研究センターによって、保津町山田地区で遺跡の発掘調査が昨年の12月から行われていますが、本年1月30日、2月5日に弥生時代(1750〜1800年)前と思われる、茄子型木製品(長さ60センチ、幅9センチ)が2個出土しました。
 この木製品は、鋤(すき)か鍬(くわ)の役目をしたそうです。「茄子型」と名前が付いたのは、首の部分が茄子のヘタに似ているから、この名前がついたそうです。
 この他にも、多くの遺品が出土しています。作業員のみなさんは古代地層に夢を膨らませ、日々ワクワクしながら作業に励んでおられます。


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