竣工を祝い地元住民らによって行われた前夜祭
新保津橋開通祝う
盛大に前夜祭も
[保津地区・西口純生情報員、
    酒井宏允情報員合同取材]
 前日午後6時から8時半にかけて、保津橋竣工記念事業実行委員会主催の感謝祭が、新保津橋北詰めから河川敷周辺で行われました。
 高張り提灯の行列が2倍の130本、50年ぶりに復活した花笠が8本、剣鉾4基も本来の長さに1メートル長くして参加。また、38年ぶりに復活した大人の太鼓も勇壮な姿を見せました。
 午後7時15分に花火が打ち上げられ、行列は高張りのロウソクの炎の明かり、たいまつの明かりで幽玄の世界をかもし出し、保津の火祭り独特の雰囲気で盛り上げました。提灯の数の多さも圧巻でしたが、クライマックスの河川敷広場に大きな火を焚いて、その周囲を回る太鼓の勇壮な火祭りを久しぶりに堪能したと、地元でも大きな歓声を上げたほどでした。
 保津町あげてのこの前夜祭は、水害のない町づくりを提唱して完成した左岸築堤の締め切りと新旧保津橋への感謝と期待、そして先線の南伸の早期完成を願ったものでした。幸いにして天候にも恵まれ、最高の火祭り日和に観客も盛り上がり、珍しい保津の火祭りを満喫していました。