この度、ひえ田野町仏教会の方々のお世話により中国の長江三峡下りに参加して、一見は百聞にしかずの言葉どおり、長江の流れに浮かぶ豪華船「北斗号」で、素晴しい風景と白帝城など文化財の数々にふれて参りました。
山深き重慶市より武漢市までの648キロの船の旅。デッキから、また船窓からの眺望も素晴らしく巨岩、巨石の連続でした。急傾斜の山肌が耕されて、トウモロコシが主として植栽されていました。
この三峡も、現在築造中のダムの貯水が2003年に始まると大湖に生まれ変わります。2009年には高さ175メートルのダムが完成すると聞きました。このダム工事のため移住する人は100万人を越えることから今、山の中腹にマンション建設が進められていました。
途中、下船して見学した寺院も巨石に歴史をきざみ、その壮厳さは言葉に表せないものでした。
2009年、三峡ダム完成の頃には、中国の発展も一層進むことと感じた、長江三峡下りの旅でした。 |