家々をまわる伊勢大神楽(曽我部)

健康と繁栄を祈念
各地へ伊勢大神楽 その2
[曽我部地区・福知治男情報員]
 例年のことながら春から初夏になると、伊勢皇大神宮から伊勢神楽がやってきます。
 森本忠太夫一行による神楽は太鼓を打ち鳴らし、横苗の音も軽やかに郷の道も歩いてまわります。昔からの家々では、神楽の訪れを待ちかねたように迎えると、御幣を振ってお払いをした後、苗と太鼓に合わせて獅子舞や曲芸をしてくれます。
 5月の緑風にのって伊勢神楽が来ると、村はひところ明るい雰囲気につつまれるのです。